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8/25 急病で入院のAちゃん

私がコーディネートを担当しているAちゃん。
普段は保育園に通っています。

お父さんもお母さんも仕事などの用で、帰りが遅いときや、PTAの役員会などの時に、一時保育をご利用いただいていました。

最近は、依頼もなく、Asちゃんどうしているかな?元気かな?と思っていた矢先、お母さんから急依頼のメールが入ってきました。

「Aが入院することになったので、明日とあさっての午後、病院で付き添ってもらえないか」ということでした。

明日、あさっての保育をコーディネートするのは大変ですが、基本的に登録いただいた子どもさんの保育には、2~3名の担当がいます。ですので、一人がダメでも2番手3番手がいます。

すぐにサポーターもみつかりましたので、事務局から「一時保育お受けできます。大丈夫です。1時前には病室の方へ伺いますね。」と返事をし、段取りを進めました。

無事、病院での一時保育も終了し、担当したサポーターから報告書が入っていますが、穏やかに過ごすことができたと書かれていました。

最初、依頼が入ったときは、本当に困っている様子でした。
私も経験があるだけに、何とかサポーターをみつけて、安心させてあげたいと思ったのです。

子どもにも親にも安心を、本当に困ったときこそ役立てていただける、e子育てセンターの役目が果たせた気がした出来事でした。
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by e-kosodate | 2006-08-25 22:07 | コラム「昨日・今日・明日」

8/18 2度めの託児

先週、はじめての託児で、ずっと泣きっぱなしだったAちゃん。

今回は、お母さんも時間に余裕を持って来られ、託児室の中に入って、一緒に遊びながら、慣れたところで、出ていく作戦。

でも、一緒に入ると言いながらも、すでにその作戦も見破られ、託児室に入ることを頑なに拒否。

くじけるだろうな・・・と思いながら、いろんなおもちゃで気を引こうと、あの手この手を試してみます。でも3歳で知恵もついている分、『そんなことにだまされないぞ~!!』と、気合いが入っています。

そこで、だます作戦を変更して、説得作戦に。

お母さんががんばってくる間、Aちゃんもここでがんばって待っていようね。泣かずにがまんしようね。きちんと話をすると、イヤ、イヤと繰り返していたAちゃんが、意を決して託児室に入り、おかあさんにいってらっしゃいをしました。

大好きな音楽をかけると、その曲にあわせて踊ったり、同じぐらいの年齢の子とおいかけっこをして遊んだり・・・。

慣れてきたかな、いい感じ、と思いつつ、様子を見ていると、
「もう片づけよう。ママが戻ってくるから・・・」と言い始めました。

「うん、そうだね。まだママもがんばっているところかなあ、もう少し待っていようね。」と言うと、
イヤイヤをしながら、目を潤ませます。

耳を澄ますと何か一生懸命つぶやいています。
「がまん、がまん。泣かずにがまん・・・。」
と言う声が聞こえてきました。

きっと、お母さんと何か約束でもしたのでしょう。
約束を守ろうと、一生懸命がまんしています。

その姿が、痛々しくもあり、微笑ましくもあり、
気持ちの葛藤が、託児者にもわき上がってきますが、
Aちゃん自身が、この1時間の間、いろんなことを感じたり、考えたりしながら、
成長している過程なのだと思うと、
ほんの少しがまんする時間も大事な時間かもしれないと思えてきます。

もう少しの待っている時間、楽しく遊んで待っていられるように、
託児者もいろんな技を身につけていかないといけませんね。

さてAちゃんは、時折思い出しては目を潤ませながら、
でも「がまん、がまん」と自分に言い聞かせて、
しっかり1時間がんばりました。

お母さんの姿が見えたとたん、泣きながら飛びついていきましたが、
「今日はがんばったんだよね~。すごい、偉かったよね~。」と声をかけると、
自慢そうに、こっくり頷きました。
ほんの少し成長したAちゃんの姿をみて、お母さんも嬉しそうでした。

こんなに1回でうまく行くとは限りませんが、
少しずついろんな機会を利用しながら、
ほんの少しがまんしたり、
ほんの少しがんばってみる経験は、子どもの成長にとって、必要なことかもしれませんね。
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by e-kosodate | 2006-08-18 22:52 | コラム「昨日・今日・明日」

8/11 はじめての託児

先日、久々に託児会場を覗いてみました。

まだ、始まる前で受付中のようでした。

「今日が初めてなんです」
という方の横に3歳ぐらいの女の子が、お母さんの服の端をギュっと握って立っていました。

おもちゃや大型遊具が気になりながらも、不安そうに周囲を見回しています。

そんな不安そうな子どもから離れられなくなる心配からか、
そのお母さんは、すっと子どもの手を離し、さっと出て行ってしまわれました。

さて、しばらくすると、大きな泣き声が聞こえてきました。

その声は、どんどん激しくなっていきます。
まるで「私は納得していない!どうして、こんな知らない場所に知らない人といなきゃいけないの?」と言っているように聞こえます。

見かねて(聞きかねて?)、様子を見に行くと、託児者の手を振り払おうと必死でもがいているところでした。

思わず私が手を出して「おばちゃんが抱っこしていてあげるね」と言うと、
「イヤ」とはっきり拒否し、今度は託児者にしがみついたのです。

泣きながらも、怒ることも放り投げることもなくずっと付き合ってくれた託児者に信頼の気持ちを持ち始めていたのですね。

その後は、すっかり泣き声もやみ、帰る時には「またね」と手を振って帰っていったそうです。

子どもなりに、泣いて訴えながらも、ここが安心できる場所と言うことを確かめていたのだと実感した出来事でした。

さて、初めての託児、子どもも親も不安でいっぱいでしょうが、どんな小さな子ども(赤ちゃん)でも、これからどんな場所でどんな人と過ごすのか、そこがどんなに安心できる場所なのか、その間おとうさんおかあさんはどこにいて何をしているのかをきちんと話してあげることは、とても大切なことですね。

託児付きの講座でいつもお話しするのは、
「お迎えの時は、お子さんに『ごめんね』ではなく『ありがとう』と言ってくださいね。」と言うことです。納得するまで時間のかかる子、すぐに聞き分ける子、いろいろいますが、根気強くでも無理強いせず、納得してくれるまで、きちんと話すことは大事なことだと思います。

それは、とりもなおさず、親子の信頼関係を築いていく課程の一つのように思います。
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by e-kosodate | 2006-08-11 20:49 | コラム「昨日・今日・明日」

8/5 子どもと一緒に平和を考える

明日は8月6日、今年から公立の小中学校は全校登校日となり、
子どもたちも映像を通してでしょうが、平和記念式典に参加するのでしょう。

私はあいにく、この時間を移動中のバスの中で迎えそうです。
バスの中でひっそりと、しかし深い思いを抱きながら黙祷したいと思います。

広島育ちではない私ですが、広島生まれ広島育ちの子どもたちが、
7月ぐらいから学校で平和学習を行うにあたり、
いろいろ考えさせられることがありました。

海外から友人が来る時には、我が子も連れて平和記念館に出かけたり、
絵本を一緒に読んだり、それなりに伝えてきたつもりではいます。

その一方で、日常の平和ということも考えてきました。
ちょっとした友達どうしの諍いを、どうやって納めるか、
力づくかそれとも納得できるまで話し合うか・・・。
そんなことを、普段の関わりの中でも話をしてきたつもりです。

さて、子どもがもっと小さかった頃、
お隣にかなりご高齢の女性が一人で住んでいました。
ある夏の夕方、1歳にならない我が子を抱っこして、うちの前をブラブラしていると、
植木の手入れに出てきたその女性が、うちの子をのぞき込みながら
「ちょうどこれぐらいだったかねえ・・・」と話し始めました。
「この子をおぶって、洗濯物を干している時だったよ、
ピカと光ったかと思うと、すごい風が吹いてきて、家ごと吹き飛ばされた・・・。
気づいたときには、瓦礫の下敷きになって、背中の子はもう息をしとらんかったよ・・・。」と。
私は返す言葉もなく、ただ黙って聞いていました。

広島に住んでいると、こういう話が身近にあり、深く心を揺さぶられます。
そうしてその時胸に刻んだ平和への誓いを、
やはり次の世代へもきちんと伝えていかないといけないと思うのです。

みなさんは、明日8月6日をどのように迎えられますでしょうか・・・。
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by e-kosodate | 2006-08-05 22:02 | コラム「昨日・今日・明日」